金持ち父さん、貧乏父さん~VOL3~
なんだか、天気がすぐれない日が多くなって来ました。
今日は、書くことが非常に多いので早速書き始めていこうと思います。
一つ前の記事で簡単に「資産」と「負債」については書きました。
それでは早速、「損益計算書」と「バランスシート」について説明します。
これは今後、お金に対する考え方で非常に大切になってくると思います。
しかし知っている人は会計学を学んだ人や、一部のお金について学んだ人しか知りません。実にもったいない。
まず「損益計算書」は支出と収入をまとめるもので、「バランスシート」は「負債」と「資産」についてまとめるものです。
これ一つを理解することでお金の流れは理解できます。ついでに「資産」と「負債」についても。
まずは、お金のない人のお金の流れから。彼らは給料を収入にし、そこから支出へとお金の矢印は向きます。収入より支出の方が大きいのでお金はなくなっていきます。
次に、一般の人の(主に会社員)のお金の流れ。
彼らは給料から主に収入を得ます。そしてまず、お金の矢印は、収入を通り、持ち家に対するローン、固定資産税、自動車のローンなどの負債を通り、支出へ流れていきます。要は、マイナスのゾーンを二度も渡っていることになります。
これで「持ち家」は「資産」でなく「負債」であるという筆者の考えも理解できるかもしれません。
お金持ちの場合、同じように負債の道を通りますが、上記の二パターンにはない資産の道を通ります。ここでの「資産」は株や、不動産、知的財産などです。
かなり簡単にまとめましたが、お金の流れについては少し理解できるはずです。
いや、ちょっと待て、それなら頑張って働いて、収入を増やせばいいじゃないかと考える人も少なくありませんが、実はそこが落とし穴であり、多くの人が気付いてないところです。
日本には所得税というものがあります。
そうです。頑張って働いて収入を増やしても、それはうまいこと税として国に吸い取られ、ましてや稼げば稼いだ分税金や支出は増え、結局お金の流れ自体は変わらないのです。
ここで、一つ問いてみましょう。
今までの流れで就職をして、働き続け、一般人の生活を続けている場合、我々は一体誰のために働いているのでしょうか。
1、他人のために働く
結局のところ、汗水流して成し遂げた我々の努力の結晶は、会社の社長の成功となり、彼の生活を豊かにするだけ。
2、政府のために働く
どんなに頑張って給料を得て、昇給しても政府は絶対的に税を取りに来ます。しかも稼げば稼いだ分だけ。政府に支払う税金を稼ごうとすれば、かなりの時間を要します。
3、銀行のために働く
うまいこと言いくるめられ、住宅などの数々のローンを組み返済に必死になる。銀行に支払うために。
いったい、私たちは誰のために毎朝、定刻通りに出社し、たまには残業し、時には悩んで汗水垂らして働いているのでしょうか。
ここまで話して、ある程度賢い人なら、「どうすればこの一般人のお金の流れを抜け出せるのか、そして自分のためにお金を働かすことができるのか」と考える人が出てくるはずです。
要は、バカ真面目に一生懸命働くだけじゃお金持ちにはなれませんよ。というここまでのお話。
別に、お金持ちじゃなくていいや、普通の生活できればと思っている人はここまでで止めておきましょう。
次回は、本格的に、お金の作り方についてロバート・キヨサキ氏の著書を読んで私が得たことをお話していきます。
今日中にもう一つ記事仕上げますね。