金持ち父さん、貧乏父さん~VOL1~
ついに内定式を終え、社会人により近づきつつあることを実感しております。
みなさんこんにちは。
今日は、お金についての考え方の話である、ロバート・キヨサキ氏著の
「金持ち父さん、貧乏父さん」について目次通りに読み進め、一つづつ考察していこうと思います。
この本、かなり有名だそうですが、ビジネス書に全く手を出さなかった私は恥ずかしながら知りませんでした。
それはさておき、早速内容に触れていきましょう。
第一の教えから第六の教えまで続き、三つの実践の仕方についてこの本は書かれています。
第一の教えは、「金持ちはお金のために働かない」というもの。
我々はお金に対して、欲望と恐怖の感情を持ち合わせています。
何かをたくさん手に入れたい。だからお金持ちになりたいという者と、お金がないと何か起きた時に怖い、だからお金持ちになって恐怖から逃れたいという者。
それらの感情を満たし、または回避するために我々の多くは「お金のために働く」のです。
しかしこの本では、「お金のために働く」のではなく「自分のためにお金を働かせろ」というのを第一の教えとしています。
要は、恐怖や欲望という感情に左右されて反応するのではいけないということです。
日本人が働くのが嫌だ、行きたくないと言いながらもせっせと準備をして定刻通りに出社するのはこの感情に反応してしまうからです。
その感情に陥ってもしっかりと先を「考えて」働けということです。
これはすごく大事な考え方だなと思います。
難しいようで簡単です。最近Twitterで月30万達成、あなたもどうですか?
みたいなアカウントのフォロー来ますよね?
でもみなさん、あほだなーなんて思って無視しますよね?
これは、お金に対しての欲望がありながらも、その感情だけに流されずに、しっかり考えることができ、判断してるからこそ、あほだなーっていう感情に変わるわけです。
同じ仕事で、たとえ同じ給料だとしても、「お金のために働いている」者は、ただ一日をマニュアル通りに過ごしていく。そして稼いだお金を服や、自分の欲しい者に注ぎ込む。
一方で、「お金を自分のために働かせる」者は先を考え、お金を稼ぐというよりは、そのことを忘れ、働くことにだけ頭を働かせ、考えることで、いつか、なにかしらのビジネスチャンスを作り出すことができるのです。
お金を稼ぐことが働く目的になってしまうと何もかもが空虚なものになってしまいます。
働くことに対して「考える」という癖がつけばお金なんてどうでもよくなると思います。
そして、より楽しく働ける、より働くことに意義を感じることができるはずです。
あれが欲しい、これが欲しい、また、お金への恐怖を消そうとして、お金を稼ぐのは、馬が目の前に吊るされているにんじんを必死に噛みつこうとしているのと一緒です。
はたから見たら、あほだなーと思っちゃいますよね。
でも、多くの日本人はお金に対しては未だにこんな感じなんです。
もっと客観的に見て、もっと広く物事を捉えていかないといけない気がします。
VOL2 へ続く。