〜目標の数値化〜 *社会人必須の技術です*
お久しぶりでございます。
今日もまた目標についてのお話です。
このブログでも、目的、目標を持ちましょうと言い続けて来ました。
今回はですね、その目標の立て方について。
いきなり結論から言いますね。
目標を「数値化」しましょう。
これが出来るか出来ないかでかなり変わってきます。
どういうことかというと
例えば、ダイエットのために走るぞと目的を決めたとします。
これで「毎日欠かさず走る」という目標を立てる人と
「毎日3キロ欠かさず走る」と目標を「数値化」して立てた人では結果に大きな差が生まれます。
「毎日走る人」は1キロだろうが3キロだろうが目標を達成したことになります。
しかし「毎日3キロ走る人」はその数値に向けてしっかりと準備をします。
一概には言えませんが、おそらくこの二者を比べると
「毎日3キロ走る人」の方がより多くの距離を走る結果になると思います。
またこの「数値化」のいいところは反省をするときに的確に課題が分かり、
かつ、次の目標をスムーズに立てることができます。
「毎日3キロ走る人」は、今回は3キロだった。なら次は4キロにしてみるか、
とか、3キロで十分きつかった。もう1ヶ月3キロで様子を見てみるかと
自分の立てた「数値化の目標」のおかげで次の目標をスムーズかつ合理的に立てることができます。
しかし、「数値化」していない場合、次の目標を立てることが非常に難しいです。
さらに「数値化」することで、目標に対して深みが生まれます。
接客の場合で考えると
「お客様にありがとうと言われる」という目標と
「お客様に20回ありがとうと言われる」という目標。
「数値化」している目標の場合、
あのテーブルのお客様はお皿を下げるとありがとうと言ってくれる。
あのお客様はドリンクなくなりがちだから、積極的にドリンクをお伺いすれば
ありがとうと言ってくれるんじゃないかなと
どうすれば自分の設定した数値に近づけるかと考えて行動します。
1回言われようが10回言われようが関係ない、「数値化していない目標」の場合では、考えなくても良いことを必死に考えます。
これを繰り返すことができれば、自分に適した「数値化目標」を設定することができます。
そして常に「数値化」することで、その人の成長速度は格段に速くなります。
みなさんも目標を立てることの意味は分かったかもしれません。
それでは、もう一歩踏み込んで「数値化した目標」を立てることを意識してみてください。
今までの目標が「薄い目標」だったことに気付くはずです。
「数値化」することで、より意味のある、
そして、次につなぐことが出来る「濃い目標」を立てていきましょう。